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オズの魔法使い

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 「オズの魔法使い」 フランク・ボーム作 佐藤高子訳 (ハヤカワ文庫)


 少女ドロシーが愉快な仲間たちと一緒に、オズの魔法の国を冒険する物語です。
 シリーズ化されて14巻まで出ました。また映画化もされました。

 現在、ハヤカワ文庫、新潮文庫、角川文庫などで読むことができます。
 私が読んだのは、ハヤカワ文庫版。挿し絵が豊富で、読んでいて楽しいです。


オズの魔法使い (ハヤカワ文庫 NV (81))

オズの魔法使い (ハヤカワ文庫 NV (81))

  • 作者: ライマン・フランク・ボーム
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 1974/11/30
  • メディア: 文庫



 新潮文庫版は、挿し絵がずっと少ないけど、とてもかわいらしいです。
 特にP171のオズの絵が良いです。


オズの魔法使い (新潮文庫)

オズの魔法使い (新潮文庫)

  • 作者: ライマン・フランク ボーム
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2012/07/28
  • メディア: 文庫



 角川文庫版は、訳は最も新しくて分かりやすいです。
 ただし、挿し絵がまったくありません。残念。


オズの魔法使い (角川文庫)

オズの魔法使い (角川文庫)

  • 作者: ライマン・フランク・ボーム
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2013/02/23
  • メディア: 文庫



 巨大な竜巻に巻き込まれて、家ごと飛ばされた少女ドロシー。
 たどり着いたそこは、オズの魔法の国でした。

 カンサスの家に帰るには、大魔法使いオズの力が必要です。
 犬のトトと一緒に、オズのいるエメラルドの都を目指しますが・・・

 このあいだまで、この作品を読み聞かせながら、娘を寝かせていました。
 なんといっても、この作品の魅力は、キャラクターの面白さです。

 脳みそが欲しいかかし、心臓が欲しいブリキのきこり、勇気が欲しいライオン。
 そしてオズの意外な正体! 娘は夢中になって聞いていました。

 さて、この作品には続編があって、なんと全14巻。
 かつてはハヤカワ文庫からも、全14巻が出ていましたが、現在は第1巻のみ。

 ところが、単行本で完訳が出ているのです。
 それが、復刊ドットコムの「完訳・オズの魔法使い」。

 文庫本ではないので、私は図書館で借りました。
 娘はこの物語にすっかりはまってしまい、続編も読み(聞き)たがっています。


完訳 オズの魔法使い 《オズの魔法使いシリーズ1》

完訳 オズの魔法使い 《オズの魔法使いシリーズ1》

  • 作者: ライマン・フランク・ボーム
  • 出版社/メーカー: 復刊ドットコム
  • 発売日: 2011/09/30
  • メディア: 単行本



 「オズの魔法使い」の映画版も名作です。製作は1933年!
 たまたま先日、TV放映されたので、娘と一緒に見ました。


オズの魔法使 特別版 [DVD]

オズの魔法使 特別版 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: DVD



 さいごに。(だじゃれノート)

 娘に、「だじゃれノートを作るから手伝って」と言われ、二つ返事で承知しました。
 半分できましたが、妻には隠してあります。読まれると恥ずかしいので。

 「セミが冬にいないのは、セミい(寒い)から」とか、
 「トンボが、トンボうと(飛ぼうと)している」とか。

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