2012年12月発売予定の文庫本で、気になるものを独断で紹介します。
データは、出版社等のHPを参考にしています。
12月の気になる文庫本で、文学関係のものは、次の4つです。
・光文社古典新訳文庫(12/6)
「ビリー・バッド」 メルヴィル作
→ 「白鯨」で有名な作者の遺作。岩波文庫版と読み比べたい。
・ちくま文庫(12/10)
「ブラウン神父の無心」 G.K.チェスタトン作 南條&坂本訳
→ 探偵小説の古典。新訳。創元推理文庫版と読み比べたい。
・角川文庫(12/25)
「レ・ミゼラブル(上)(下)」 ユーゴー作 永山篤一訳
→ ちくまから出ている全訳と違い、こちらは抄訳版。二冊に集約。
「フランス白粉の秘密」 エラリー・クイーン作 越前&下村訳
→ 9月に出たばかりの、創元推理版の新訳と読み比べたい。
文学以外で気になる文庫本は、次の1冊です。
・祥伝社黄金文庫(12/12)
「東京カフェ散歩」 川口葉子
→ 「京都カフェ散歩」の姉妹編。眺めるだけで、おいしい本。
岩波文庫11月の復刊について。
次のような魅力的な本たちが、すでに20日に出ていました。
「ヴァレンシュタイン」 シラー作 濱川祥枝訳
→ ドイツ詩人シラーの代表作。早く買わなければ。
「シャクンタラー姫」 カリダーサ作 辻直四郎訳
→ サンスクリット文学の古典。読まないだろうが、手に入れたい。
「プラトーノフ作品集」 プラトーノフ作 原卓也訳
→ ロシアの反革命的作家。今買わなければ、もう買えないだろう。
さいごに。
娘のバレエ教室の見学日に、久しぶりに行ってきました。
わずか8ヶ月の間に、とても上手になっていたので驚きました。
やはり、子供の吸収力は、すごいですね。