2014年2月発売予定の文庫本で、気になるものを独断で紹介します。
データは、出版社等のHPやメールマガジンを参考にしています。
◎ 新潮文庫(02/01)から、 次の1冊。
・ 「17歳からの死生観」 山折哲雄
→ 宗教学者の山折哲雄が、高校生と死についてやさしく語る。注目したい。
◎ PHP文庫(02/04)から、次の1冊。
・ 「世界十五大哲学」 大井正
→ 哲学入門書の古典的な名著(だと思う)。よくぞ文庫化してくれた。
というわけで、今年の2月は、文学が不作です。
しかし、がっかりしてはいけない。2月には岩波文庫の春の復刊があるのだ。
◎ 岩波文庫「春の復刊」(02/19)から、次の1冊。
・ 「牡猫ムルの人生観」 ホフマン
→ 手に入らなくなっていたホフマンの本。訳は古いけど楽しみ。
次は、ちくま文庫さんに、「悪魔の霊酒」を復刊してほしい。
そういえば、古典新訳文庫から「砂男」が出ていたのに、買っていなかった!
岩波文庫からは、そのほかにも、全32点39冊が復刊されます。
エウリピデスの「ヒッポリトス」やトゥキディデスの「戦史」もあります。
◎ ひとつ気になること。
それは、古典新訳文庫の「マルテの手記」はいつ出るのか、ということ。
だいぶ前から「近刊」という予告が出ていて、楽しみにしているのですが。
リルケの文章を訳すのは、きっと大変でしょう。
だから、いつまでも待ちますよ。ぜひ、納得のいく仕事をしてください。
さいごに。(かぜ?)
娘も妻も、インフルエンザから立ち直りました。特に、娘は元気です。
しかし、今度は私が・・・
鼻とのどが痛みます。咳も少し出ます。熱は平熱ですが。
「おれはインフルにならない」といばっていたのに、ちょっと残念。