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1973年のピンボール

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 「1973年のピンボール」 村上春樹 (講談社文庫)


 1973年の9月から11月までの、「僕の物語」と「鼠の物語」です。
 村上春樹のデビュー第二作の長編です。

 現在、講談社文庫から出ています。「風の歌」同様、大学時代に読みました。
 デビュー25周年の2004年に、オリジナルカバーで出た時に再び買いました。


1973年のピンボール (講談社文庫)

1973年のピンボール (講談社文庫)

  • 作者: 村上 春樹
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2004/11/16
  • メディア: 文庫



 「風の歌を聴け」は、僕が21歳だった1970年の夏の物語でした。
 この物語は、あれから3年後、1973年の9月から11月までの物語です。

 大学を卒業して翻訳の仕事をする僕、大学を辞めてジェイズ・バーに通う鼠、
 直子、双子の女の子、仕事仲間の友、事務員の女の子・・・

 ずらりと 並ぶピンボールマシーン。
 そして、彼女「スペースシップ」との再会。

 しかし、全ては失われてしまった。もうあの日々は戻ってこない。
 それなのに「僕」は、過ぎ去った時間を、必死で取り戻そうとしている・・・

 さて、この小説で注目したいのは、死んでしまった「直子」。
 「ノルウェーの森」のヒロイン直子が、すでにこの小説で登場しているのですね。

 「1973年のピンボール」は、これまでに2回読みました。
 2004年に買い直したときに、3度目を読もうと思いながら、まだ読んでいません。

 いつか、「風の歌を聴け」から「ノルウェーの森」まで、もう一度通して読みたい。
 そう思いながら、なかなか読む時間がとれなくて。

 さいごに。(頭痛にはこれ)

 うちの妻は、時々頭痛に悩まされます。
 そのとき、「フィーバーフュー」を3粒飲むと、症状が軽くなります。


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  • 出版社/メーカー: GLART
  • メディア: その他




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