2014年7月発売予定の文庫本で、気になるものを独断で紹介します。
データは、出版社等のHPやメールマガジンを参考にしています。
◎ 新潮文庫(7/1)から、次の1冊。
・ 「自負と偏見」 オースティン
→ 名作新訳コレクションの待望の1冊。読み比べたい。
◎ 光文社古典新訳文庫(7/10)から、次の2冊。
・ 「ポールとヴィルジニー」 ベルナルダン・ド・サン=ピエール
→ これまで文庫では読めなかった名作。未読。迷わず買い。
・ 「郵便配達は二度ベルを鳴らす」 ケイン
→ ついこのあいだ紹介した作品。読み比べたい。
◎ 岩波文庫(7/16)から、次の1冊。
・ 「復活(上)」 トルストイ
→ 訳者は藤沼貴。新訳か。要チェック。読み比べたい。
◎ 岩波現代文庫(7/16)からも、次の1冊。
・ 「現代語訳 東海道中膝栗毛(上)」 伊馬春部
→ かつて原文で読んで挫折。待望の現代語訳。買い。
◎ 集英社文庫(7/18)
・ 「若い藝術家の肖像」 ジェイムズ・ジョイス
→ 名作だが未読。新潮版も岩波版も評判が良い。読み比べたい。
◎ おまけ1。夏限定カバーに期待。
毎年多くの出版社が、夏の特別企画で、限定カバーを出します。
今年は、どんなものが出るか。今から気になります。
以前新潮は、三島の「金閣寺」を、キンキラキンのカバーで出しました。
あれを買わなかったことが、本当に悔やまれます。今ではプレミア?
もう一度あのカバーを、出してもらえないでしょうか。
◎ おまけ2。ヘンリー・ジェイムズの「ある婦人の肖像」全3巻について。
いろいろと探して、ようやくゲットしました。
ヤフー・オークションで、全3巻を700円で落札。
送料と振込料を入れて、1500円ほどでした。
実は、当初、アマゾンで買おうとしたのです。
しかし、適正価格の商品は、売り切れていたので断念しました。
つまり、この本は需要がある。岩波文庫から復刊されるかもしれません。
現在、読んでいるところですが、実に面白いです。
◎ おまけ3。出た! 「二都物語」新訳。
新潮文庫の名作新訳コレクションから、6月に出ていました。
「二都物語」は紹介済み。→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2010-06-02
もし、新訳が出たら読み直したいと思っていた作品です。買わなければ。
さいごに。(妻の学校ボランティア)
妻は、週に2回学校に行って、植木や造園を手伝っています。
一昨日も、1時間半ほど働いてきました。暑いのに、偉いです。