「文学全集 第Ⅶ集 古代編」
文庫本で自分だけの文学全集をそろえることが、私のライフワークです。
例によって独断と偏見で、第Ⅶ集の古代編を決定したいと思います。
すでに、第Ⅰ集から第Ⅵ集は完成しています。
以下のページを参照してください。
第Ⅰ集「19世紀フランス編」(20作)
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2010-10-23
第Ⅱ集「19世紀イギリス編」(20作)
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2011-08-04
第Ⅲ集「19世紀ロシア編」(20作)
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2012-12-22
第Ⅳ集「19世紀ドイツ北欧編」(20作)
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2013-11-09
第Ⅴ集「19世紀アメリカ編」(10作)
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2014-08-06-1
第Ⅵ集「18世紀編」(10作)
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2015-09-25-2
まず、古代文学で取り上げた作品を、登場順にリストアップしてみます。
解説本や、二次創作は省きました。それでも、結構ありました。
「ギルガメシュ叙事詩」 ・ 「ソクラテスの弁明・クリトン」 プラトン
「ギリシア悲劇 アイスキュロス」 ・ 「サテュリコン」ペトロニウス
「旧約聖書 天地創造 創世の書」 ・ 「ギリシア悲劇 ソポクレス」
「黄金の驢馬」アプレイウス ・ 「ギリシア哲学者列伝」ディオゲネス
「女の平和」アリストパネス ・ 「ダフニスとクロエー」ロンゴス
「シュメール神話集成」 ・ 「ギリシア神話」アポロドーロス
「神統記」ヘシオドス ・ 「仕事と日」ヘシオドス
「変身物語」オウィディウス ・ 「イリアス」ホメロス
「トロイア戦記」クイントゥス ・ 「オデュッセイア」ホメロス
「ギリシア・ローマ抒情詩選」 ・ 「ギリシア悲劇 エウリピデス」
「ナラ王物語」 ・ 「歴史」ヘロドトス
「バガヴァッド・ギーター」 ・ 「インド神話」
「シャクンタラー姫」カーリダーサ ・ 「歴史」ツキディデス
「饗宴」プラトン ・ 「ソクラテスの思い出」クセノポン
「アナバシス」クセノポン ・ 「英雄伝」プルタルコス
「ガリア戦記」カエサル ・ 「ローマ建国史」リウィウス
「史記」司馬遷 ・ 「アレクサンドロス大王東征記」アッリアノス
「年代記」タキトゥス ・ 「ローマ皇帝伝」 スエトニウス
取り上げなかったけど、ウェルギリウスの「アエネーイス」は外せない。
ここからベスト20を選び、「文学全集 第Ⅶ集 古代編」を完成!
年代順に並べ、それぞれ、選択した理由を簡単に記しました。
1 「ギルガメシュ叙事詩」(メソポタミア)●前1500年~前1000年
現存する最古の文学。すべてはここから始まった。
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2010-08-27
2 「イリアス」ホメロス(ギリシア)●前8世紀
西洋文学の古典中の古典。アキレウスとヘクトルの宿命に涙する。
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2016-04-11
http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2016-04-17
3 「オデュッセイア」ホメロス(ギリシア)●前8世紀
西洋文学の古典中の古典。オデュッセウスの冒険に胸躍る。
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2016-05-14
http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2016-05-17
4 「ギリシア悲劇 アイスキュロス」(ギリシア)●前5世紀
アテナイ三大悲劇詩人の1人目。ギリシア悲劇の確立者。
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2011-04-21
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2011-05-14
5 「ギリシア悲劇 ソポクレス」(ギリシア)●前5世紀
アテナイ三大悲劇詩人の2人目。なんといってもオイディプス。
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2011-12-16
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2011-12-20
6 「ギリシア悲劇 エウリピデス」(ギリシア)●前5世紀
アテナイ三大悲劇詩人の3人目。ギリシア悲劇の革新者。
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2016-06-01
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2016-06-04
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2016-06-06
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2016-06-13
7 「歴史」ヘロドトス(ギリシア)●前5世紀
歴史の父による最古の歴史書。物語性が豊かで文学的。
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2016-07-04
8 「歴史」ツキディデス(ギリシア)●前5世紀
ペロポネソス戦争の歴史を、凝った文体でつづる。
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2016-08-01
http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2016-08-01
9 「ソクラテスの弁明・クリトン」 プラトン(ギリシア)●前4世紀
ソクラテスの命がけの訴え。気迫のこもった文章。生き方の書。
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2010-08-31
10 「ガリア戦記」カエサル(ローマ)●前1世紀
軍人らしく簡潔に分かりやすく記した戦記。ラテン語の名文。
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2016-10-09
11 「アエネーイス」ウェルギリウス(ローマ)●全1世紀
ローマ文学の傑作。この作品だけ読めなかった。復刊を期待。
12 「史記」司馬遷(中国)●前1世紀
中国最初の正史。多くの英雄たちのドラマティックな物語。
「本記」→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2016-11-18
「列伝1」→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2016-11-27
「列伝2」→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2016-12-09
13 「変身物語」オウィディウス(ローマ)●1世紀
ギリシア・ローマ神話の集大成。西洋における教養の書。
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2016-03-03
14 「サテュリコン」ペトロニウス(ローマ)●1世紀
現存するのはわずかだが、悪漢小説の元祖として重要。
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2011-12-02
15 「黄金の驢馬」アプレイウス(ローマ)●2世紀
完全な形で現存する最古の小説。しかもハチャメチャ。
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2013-10-06
16 「年代記」タキトゥス(ローマ)●2世紀
著者独自の味付けがされている歴史書。緊張感ある文体。
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2016-12-13
http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2016-12-21
17 「ダフニスとクロエー」ロンゴス(ギリシア)●2世紀
恋愛小説の古典的傑作。後世に与えた影響は大きい。
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2015-09-25-1
18 「英雄伝」プルタルコス(ギリシア)●2世紀
ギリシアとローマの英雄たちのドラマティックな物語。
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2016-09-24
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2016-09-27
19 「トロイア戦記」クイントゥス(ギリシア)●4世紀
「イリアス」と「オデュッセイア」の懸け橋として重要。
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2016-05-02
20 「シャクンタラー姫」カーリダーサ(インド)●4世紀
サンスクリット文学の古典的傑作。
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2016-07-26
* 古典編は「ギリシア悲劇集」「史記」などの大作が多かったです。
全20作集めると、何ページになるのか、また、いくらになるのか。
1年を振り返ると、本に結構な金額をつぎ込んでいました。(あーあ)
ちくまの「プルタルコス英雄伝」のような選集が、もっと出てほしい。
さいごに。(クリぼっち)
クリスマスをひとりぼっちで過ごすことを「クリぼっち」と言うらしい。
ヘンな言葉を作ったもんだ。
「将来クリぼっちになりたくない」と、小4の娘が今から心配しています。
「毎年うちに帰ってくればいい」と言ったら、すぐに安心していました。
ちなみに今年のクリスマスは、昨年に続いてチーズフォンデュ大会でした。
ケーキは、シャトレーゼ。庶民的な味ですが、安くておいしかったです。
![DSCF2642-2.jpg]()
![DSCF2643-2.jpg]()
文庫本で自分だけの文学全集をそろえることが、私のライフワークです。
例によって独断と偏見で、第Ⅶ集の古代編を決定したいと思います。
すでに、第Ⅰ集から第Ⅵ集は完成しています。
以下のページを参照してください。
第Ⅰ集「19世紀フランス編」(20作)
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2010-10-23
第Ⅱ集「19世紀イギリス編」(20作)
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2011-08-04
第Ⅲ集「19世紀ロシア編」(20作)
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2012-12-22
第Ⅳ集「19世紀ドイツ北欧編」(20作)
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2013-11-09
第Ⅴ集「19世紀アメリカ編」(10作)
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2014-08-06-1
第Ⅵ集「18世紀編」(10作)
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2015-09-25-2
まず、古代文学で取り上げた作品を、登場順にリストアップしてみます。
解説本や、二次創作は省きました。それでも、結構ありました。
「ギルガメシュ叙事詩」 ・ 「ソクラテスの弁明・クリトン」 プラトン
「ギリシア悲劇 アイスキュロス」 ・ 「サテュリコン」ペトロニウス
「旧約聖書 天地創造 創世の書」 ・ 「ギリシア悲劇 ソポクレス」
「黄金の驢馬」アプレイウス ・ 「ギリシア哲学者列伝」ディオゲネス
「女の平和」アリストパネス ・ 「ダフニスとクロエー」ロンゴス
「シュメール神話集成」 ・ 「ギリシア神話」アポロドーロス
「神統記」ヘシオドス ・ 「仕事と日」ヘシオドス
「変身物語」オウィディウス ・ 「イリアス」ホメロス
「トロイア戦記」クイントゥス ・ 「オデュッセイア」ホメロス
「ギリシア・ローマ抒情詩選」 ・ 「ギリシア悲劇 エウリピデス」
「ナラ王物語」 ・ 「歴史」ヘロドトス
「バガヴァッド・ギーター」 ・ 「インド神話」
「シャクンタラー姫」カーリダーサ ・ 「歴史」ツキディデス
「饗宴」プラトン ・ 「ソクラテスの思い出」クセノポン
「アナバシス」クセノポン ・ 「英雄伝」プルタルコス
「ガリア戦記」カエサル ・ 「ローマ建国史」リウィウス
「史記」司馬遷 ・ 「アレクサンドロス大王東征記」アッリアノス
「年代記」タキトゥス ・ 「ローマ皇帝伝」 スエトニウス
取り上げなかったけど、ウェルギリウスの「アエネーイス」は外せない。
ここからベスト20を選び、「文学全集 第Ⅶ集 古代編」を完成!
年代順に並べ、それぞれ、選択した理由を簡単に記しました。
1 「ギルガメシュ叙事詩」(メソポタミア)●前1500年~前1000年
現存する最古の文学。すべてはここから始まった。
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2010-08-27
2 「イリアス」ホメロス(ギリシア)●前8世紀
西洋文学の古典中の古典。アキレウスとヘクトルの宿命に涙する。
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2016-04-11
http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2016-04-17
3 「オデュッセイア」ホメロス(ギリシア)●前8世紀
西洋文学の古典中の古典。オデュッセウスの冒険に胸躍る。
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2016-05-14
http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2016-05-17
4 「ギリシア悲劇 アイスキュロス」(ギリシア)●前5世紀
アテナイ三大悲劇詩人の1人目。ギリシア悲劇の確立者。
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2011-04-21
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2011-05-14
5 「ギリシア悲劇 ソポクレス」(ギリシア)●前5世紀
アテナイ三大悲劇詩人の2人目。なんといってもオイディプス。
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2011-12-16
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2011-12-20
6 「ギリシア悲劇 エウリピデス」(ギリシア)●前5世紀
アテナイ三大悲劇詩人の3人目。ギリシア悲劇の革新者。
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2016-06-01
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2016-06-04
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2016-06-06
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2016-06-13
7 「歴史」ヘロドトス(ギリシア)●前5世紀
歴史の父による最古の歴史書。物語性が豊かで文学的。
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2016-07-04
8 「歴史」ツキディデス(ギリシア)●前5世紀
ペロポネソス戦争の歴史を、凝った文体でつづる。
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2016-08-01
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9 「ソクラテスの弁明・クリトン」 プラトン(ギリシア)●前4世紀
ソクラテスの命がけの訴え。気迫のこもった文章。生き方の書。
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10 「ガリア戦記」カエサル(ローマ)●前1世紀
軍人らしく簡潔に分かりやすく記した戦記。ラテン語の名文。
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2016-10-09
11 「アエネーイス」ウェルギリウス(ローマ)●全1世紀
ローマ文学の傑作。この作品だけ読めなかった。復刊を期待。
12 「史記」司馬遷(中国)●前1世紀
中国最初の正史。多くの英雄たちのドラマティックな物語。
「本記」→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2016-11-18
「列伝1」→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2016-11-27
「列伝2」→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2016-12-09
13 「変身物語」オウィディウス(ローマ)●1世紀
ギリシア・ローマ神話の集大成。西洋における教養の書。
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2016-03-03
14 「サテュリコン」ペトロニウス(ローマ)●1世紀
現存するのはわずかだが、悪漢小説の元祖として重要。
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15 「黄金の驢馬」アプレイウス(ローマ)●2世紀
完全な形で現存する最古の小説。しかもハチャメチャ。
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2013-10-06
16 「年代記」タキトゥス(ローマ)●2世紀
著者独自の味付けがされている歴史書。緊張感ある文体。
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2016-12-13
http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2016-12-21
17 「ダフニスとクロエー」ロンゴス(ギリシア)●2世紀
恋愛小説の古典的傑作。後世に与えた影響は大きい。
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2015-09-25-1
18 「英雄伝」プルタルコス(ギリシア)●2世紀
ギリシアとローマの英雄たちのドラマティックな物語。
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2016-09-24
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2016-09-27
19 「トロイア戦記」クイントゥス(ギリシア)●4世紀
「イリアス」と「オデュッセイア」の懸け橋として重要。
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2016-05-02
20 「シャクンタラー姫」カーリダーサ(インド)●4世紀
サンスクリット文学の古典的傑作。
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2016-07-26
* 古典編は「ギリシア悲劇集」「史記」などの大作が多かったです。
全20作集めると、何ページになるのか、また、いくらになるのか。
1年を振り返ると、本に結構な金額をつぎ込んでいました。(あーあ)
ちくまの「プルタルコス英雄伝」のような選集が、もっと出てほしい。
さいごに。(クリぼっち)
クリスマスをひとりぼっちで過ごすことを「クリぼっち」と言うらしい。
ヘンな言葉を作ったもんだ。
「将来クリぼっちになりたくない」と、小4の娘が今から心配しています。
「毎年うちに帰ってくればいい」と言ったら、すぐに安心していました。
ちなみに今年のクリスマスは、昨年に続いてチーズフォンデュ大会でした。
ケーキは、シャトレーゼ。庶民的な味ですが、安くておいしかったです。

